2011年07月19日

ひらめきました!(発明とは)

ひらめきました。(発明)_001.png

三連休暑かったですね。
休日の方がなぜかアウトプットすることが多い生活のむーです。

なでしこジャパンは本当にすごかった。感動しました。
今日は、特許の要件について書きます。

あくまで「特許」の要件です。実用新案など他の産業財産権、
著作権などの観点になるとまた、話が変わるのでご注意ください。

特許法における発明は、
まんがにも書いたように、「自然法則を利用した技術的思想の創作のうち
高度なもの」と定められています。

当たり前ですがアイデア一発勝負で、なんでも特許になるわけではないんですね。

・1.「自然法則を利用」したものであること
 自然法則そのものは、権利保護の対象とはなりません。
 コンピュータアルゴリズムそのものは、単なる算法とみなされ、権利保護の対象とはなりません。

・2.「技術的思想」であること
 職人の手についた技能は、第三者に客観的に伝えることができないので、
 技術的思想とは区別され、権利保護の対象とはなりません。

 日本の、いわゆる職人が強みとしてもっており、見える化されにくいのはこの部分です。

・3.「創作」であること
 人工的に新たなものを生み出さなければ、権利保護の対象とはなりません。

後、漫画は4コマしかないので記載できませんでしたが、

・4.「高度」であることが必要です。
 これは「高度」が要求されない、小発明を保護する実用新案権と区別するための要件です。


■素材利用
http://www.fancyparts.com/fancyparts/cg/schoolkinder/kokuban/kokuban.html
※黒板使わせていただきました、感謝します。

■コンテンツ引用
知的財産管理技能検定 2級 テキスト1 特許・実用新案

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ポッチッとおしてくれると全力で喜びます。

posted by むー at 06:42| Comment(2) | 知的財産権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月25日

権利があるのもツラいっす

権利があるのも_001.png

知的財産管理技能検定 2級 テキスト1 特許・実用新案
またもやお待たせいたしました。
むーです。

今日は知的財産権のカテゴリで特許権を取得することの
企業経営への影響(メリット、デメリット)を考えてみたいと思います。

しかし、東京暑いですよ。
診断士試験受験者のみなさんは、一次試験まであと少しですね。
むーは、一年前は診断士試験受験生でしたので気持ちがわかります。
力を出し切ってください。

では、本編です。

特許権取得の経営への直接的効果

攻めの視点と守りの視点があると考えます。

攻めの視点

・特定の市場を独占することにより、ライバル企業の参入を防ぐことができる。
・生産設備を持っていなくとも、ライセンシングにより発明から収入を得ることができる。
・クロスライセンスすることにより、自由度の高い設計が可能となる。

守りの視点

・技術を模倣された場合に、差し止め請求や損害賠償請求ができる。

特許権取得の経営への間接効果

・特許権取得により企業のブランドイメージが向上し営業利益が上がる。
・取得企業の従業員のモラールが向上する。

特許権取得のデメリット

・特許料が負担となり、収益を悪化させるい可能性がある。
・技術内容が公開されるため模倣されるリスクがある。
・他社から特許無効審判を受け攻撃される可能性がある。
・権利が出願後原則20年で消滅してしまう。

営業機密として管理すべきか

特許取得は良いところだけではなく、悪い面もあります。
「技術内容を公開して、20年経過後は公知の技術にしてください。
その代り、権利がある期間は独占的に営業する権利を与えましょう。」
という制度であるため、公開することによるリスクを背負うからです。

発明内容を非公開とし、不正競争防止法にて営業機密として
保護するという選択しも考えられます。

公開するかどうかを熟慮することが必要なのですね。

次回は、特許を取得できるものの具体的な要件について書きます。

参考文献

知的財産管理技能検定 2級 テキスト1 特許・実用新案
posted by むー at 23:08| Comment(0) | 知的財産権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月19日

特許はなんのため

特許法は何のため_001.png

お待たせしました。
むーです。

知的財産関連として毎週、連載しようと思っているのですが、
なかなか。。。

特許法は何のためにあるのか、を考えてみます。

条文:
特許法
(目的)
第一条  この法律は、発明の保護及び利用を図ることにより、発明を奨励し、もつて産業の発達に寄与することを目的とする。

早い話、発明を促進して産業をより良い方向に導くためにあるということです。

素晴らしい発明をしても、生産力のある他の機関に先を越されて実用化される。
あるいは、模倣されてしまい発明者に何の見返りもない。。。
そんな世の中ですと、発明する人が発明をしなくなり、産業を衰退させてしまいます。

このような産業の衰退を防ぐために、発明者の権利を守り、その代り「発明内容を
公開してください」という制度や仕組みが存在するのです。


次回は、特許権を取得することの経営上のメリット、デメリットを
もうちょっと深く考えてみたいと思います。

■ 出典
知的財産管理技能検定 2級 「特許・実用新案」
posted by むー at 10:59| Comment(0) | 知的財産権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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