2011年06月25日

権利があるのもツラいっす

権利があるのも_001.png

知的財産管理技能検定 2級 テキスト1 特許・実用新案
またもやお待たせいたしました。
むーです。

今日は知的財産権のカテゴリで特許権を取得することの
企業経営への影響(メリット、デメリット)を考えてみたいと思います。

しかし、東京暑いですよ。
診断士試験受験者のみなさんは、一次試験まであと少しですね。
むーは、一年前は診断士試験受験生でしたので気持ちがわかります。
力を出し切ってください。

では、本編です。

特許権取得の経営への直接的効果

攻めの視点と守りの視点があると考えます。

攻めの視点

・特定の市場を独占することにより、ライバル企業の参入を防ぐことができる。
・生産設備を持っていなくとも、ライセンシングにより発明から収入を得ることができる。
・クロスライセンスすることにより、自由度の高い設計が可能となる。

守りの視点

・技術を模倣された場合に、差し止め請求や損害賠償請求ができる。

特許権取得の経営への間接効果

・特許権取得により企業のブランドイメージが向上し営業利益が上がる。
・取得企業の従業員のモラールが向上する。

特許権取得のデメリット

・特許料が負担となり、収益を悪化させるい可能性がある。
・技術内容が公開されるため模倣されるリスクがある。
・他社から特許無効審判を受け攻撃される可能性がある。
・権利が出願後原則20年で消滅してしまう。

営業機密として管理すべきか

特許取得は良いところだけではなく、悪い面もあります。
「技術内容を公開して、20年経過後は公知の技術にしてください。
その代り、権利がある期間は独占的に営業する権利を与えましょう。」
という制度であるため、公開することによるリスクを背負うからです。

発明内容を非公開とし、不正競争防止法にて営業機密として
保護するという選択しも考えられます。

公開するかどうかを熟慮することが必要なのですね。

次回は、特許を取得できるものの具体的な要件について書きます。

参考文献

知的財産管理技能検定 2級 テキスト1 特許・実用新案
posted by むー at 23:08| Comment(0) | 知的財産権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。